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排便のしくみを知っておこう

排便へ繋ぐ消化管

健康な人の場合、排便は1日1回、朝食後に排出する人が多いのですが、これは偶然起きていることではなく、きわめて巧妙なシステムによるものなのです。

口から入ったさまざまなものは腸の働きで排出へと向かいますが、それまでには長い消化管を通過してきます。消化管とは「食べものが体の中を通り抜ける管」のことです。

分節運動によって大腸へ

食べ物は唾液に含まれる消化酵素によりでんぷんの一部が消化されます。飲み込んだ食べ物は咽頭を通り、胃へと送られ胃液によって更に消化されます。この後、胃と小腸をつなぐ十二指腸へ運ばれます。ここでは胆汁などの消化液によって分解され小腸へ運ばれます。なお、口から小腸へ移動するまでに約2~4時間の時間を要します。小腸では一定感覚で収縮・弛緩を繰り返す「分節運動」によって、栄養の吸収と大腸への運搬をおこなっています。

排便には大蠕動と結腸反射が必要

食べ物は口に入れてから、21~24時間後に大腸にある結腸のひとつ、下行結腸に送られます。そして、先に移動してきた順に、S状小腸に溜まっていきます。このS状小腸に溜まっているのが便です。このとき朝食をとると、胃の刺激が神経を介して大腸に伝わり、下行結腸に「大蠕動(だいぜんどう)」と呼ばれる収縮運動がおきます。

この運動により便は一気に直腸に下りてきます。この一連の流れを「胃・結腸反射」といい、一気に直腸に入った便は、直腸壁を圧迫・拡張し、刺激を与えます。この刺激が知覚神経を介して脳に伝わり、便意として自覚されます。つまり、朝食はS状結腸に滞留している便に、排泄するためのスイッチを入れる重要な役割を担っているのです。

直腸から排出へ

便意を催した状態でおなかに力を入れると、直腸の蠕動運動や肛門の筋肉である「肛門挙筋」の収縮によって便を押し出し、「肛門括約筋」がゆるむことで便が体外へ排出されるのです。このように、便が排出されるまでには、口から直腸までいくつもの反射や運動、複雑なしくみが巧妙にかかわっているのです。

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