PET

医療界で最も注目されているPET

画像診断の検査法としては、磁気の反射信号を画像化するMRI(核磁気共鳴画像法)や、X線を回転放射し立体画像を起こすCT検査(コンピュータ断層撮影)が主なものとなりますが、現在、医療界で注目されている「PET(positron emission tomography)」という新しい検査方法があります。
PETはポジトロン断層法といい、がんの特性を利用した画像検査の方法です。

がんの特性を利用した検査方法

がん細胞は正常な細胞に比べて、より多くのブドウ糖を吸収・消費する特性があります。
そこでブトウ糖に類似した「FDG」などの検査薬を体内に注入し、がんがどの程度集まるかを画像化することで、早期のがんを検出する検査方法です。また、PETは他の画像検査と比べ、体への負担も少なく、検査も40分弱と短時間でおこなえる特長があります。

PETでは、がんの大きさが数センチ以上であれば、早期のがんも検出できる可能性があります。
また、転移の範囲を推測したり、再発や転移部位の発見など他の検査では断定しずらい場合にも効果を発揮する検査なのです。

保険適用には条件がある

2002年から大腸がんの再発部位が他の検査では確定でない場合、健康保険が適用されるようになりました。しかし、まだ新しい検査方法であることや、PETの設置や運用に莫大なコストがかかるうえに、専門のスタッフも必要となるなど、実際に導入している施設は一部の大学病院などに限られます。

また、PETによる大腸がんの検査には「触診などの検査や、画像診断法にてがんの確定診断、あるいは転移・再発の確定診断がくだせない場合」という適用条件がついており、それ以外については、治療費を全額自己負担とする、自由診療扱いにされてしまうのです。
PETによる大腸がんの診断効果についても、まだ研究段階のため今後の進展が期待される検査方法といえます。

スポンサードリンク


Copyright (C) 便秘解消スッキリ生活 All Rights Reserved. ※当サイトのテキスト・画像等すべての転載転用、商用販売を固く禁じます。