潰瘍性大腸炎

原因不明の病気

「潰瘍性大腸炎」は、大腸の粘膜に炎症が起こり表面が傷つき、ただれや潰瘍が出来る病気です。
原因不明の病気で、現時点では根本的な治療法が見つかっていません。

また、いったん発症すると長い期間、この病気とつきあっていくことになります。しかし、そのほとんどは命に関わることははなく、適切な治療を行えば症状の緩和も可能ですので、病気と共存する気持ちで治療していくことが大切といえます。

治療方針を決める分類分け

潰瘍性大腸炎では、その症状や進行度によっていつくか種類の分類分けをします。
分類には、排便の回数などから重症、中等症、軽症に分ける方法。炎症の度合いから活動期寛解期に分ける方法。炎症の起こっている範囲から、直腸炎型、左大腸炎型、全大腸炎型に分けるの3つ分類方法があります。この分類を元に、治療方針を決定していくため、病気を完治させるための重要な要素となります。

治療法は症状によって変わる

治療方法は、「食事療法」、「薬物療法」、「白血球除去療法」、「大腸全摘出手術」の4つとなります。

治療の基本となるのが薬物療法です。使用される薬剤は、大腸の炎症を抑える「5-アミノサリチル酸製剤」が中心となります。この治療では病気を完治させるのではなく、薬なしでも症状が出ない「寛解状態」に導くことが原則となります。

「食事療法」では入院による絶食もありますが、まずは脂肪、香辛料、アルコールなどを控えた食生活に変え、代わりにたんぱく質や炭水化物を積極的に摂ってもらいます

薬物療法で改善が難しい場合の治療方法

薬物療法で改善されない場合に採られるのが「白血球除去療法」です。
これは、免疫異常を起している白血球を除去して炎症を抑える治療法です。比較的新しい治療法ですが、50%以上の方に症状の改善がみられるなど非常に効果的な治療法です。

薬物療法や免疫抑制剤による治療を続けても改善がみられず、治療中に症状の再熱が多い場合には、「手術療法」が用いられる場合があります。手術では炎症のある大腸を全て摘出することで、潰瘍性大腸炎を完治させます。

また、手術によって人工肛門になることもほどんありませんが、小腸の機能が回復するまで下痢が続きます。手術のため入院が必要になりますが、その期間も2~4週間と比較的短めです。

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