大腸がん

死亡原因の上位である大腸がん

大腸がんは他の消化管がんと比べ完治しやすいがんにもかかわらず、10年以上日本人の死因の上位にランクインしています。これは、初期段階での自覚症状がほとんどないため、気づいた時には「進行がん」である、または転移を起していることが多いためだと考えられています。

また、「家族内で大腸がんを発症した」「大腸ポリープが出来たことがある」「潰瘍性大腸炎を長期間患っている」「偏った食生活をしている」ことも発症リスクを高める原因となりますので、当てはまる場合は定期的な検査を受けるようにしましょう。

がんの種類について

大腸がんにはポリープが徐々に大きくなったものと、大腸の粘膜ががん化する「デノボがん」の2種類があります。

また、大腸ポリープは、「腫瘍性ポリープ」と「非腫瘍性ポリープ」の2つに分類されますが、主にがん化するのは腫瘍性ポリープです。そのほとんどは良性腫瘍で他の臓器に転移することはありませんが、2センチを超えた場合、その8割はがん化してしまいます。したがって内視鏡検査で5ミリ以上のポリープが見つかった場合、その場で切除するのが一般的です。

デノボがんはポリープと逆の性質を持っています。まず、段階を踏まずいきなりがん化します。
また、ポリープのように膨らむこともありません。進度合いも高く、発見が難しいがんでもあります。現在では、大腸がんの3割はデノボがんが起因となり発生していると考えられています。

大腸がんと診断されたら

大腸内視鏡検査でがんの疑いがあった場合、組織の一部を顕微鏡で調べる「生検」がおこなわれ、確定診断を出します。がんと診断された場合、「腹部超音波検査」「胸部X線検査」「CT検査」「MRI検査」などでリンパ節へや肝臓、肺への転移がないかを調べます。

大腸がんの治療では「病巣を残さず全て取り除く」ことが原則となります。
治療方法は進行度(ステージ)で異なり、早期の場合は「内視鏡的切除術」「腹腔鏡下手術」が選択され、進行がんであれば「開腹手術」が用いられます。また、補助療法として放射線療法や抗がん剤治療なども行われる場合もあります。

早期発見・治療のために定期検診を受ける

大腸がんは比較的治しやすいがんで、たとえ手術を受けても10日前後で退院でき、1ヶ月もすればこれまでと同様の生活が送れるでしょう。しかし、転移しやすく自覚症状も分かりづらいなど、進行させる要因が多いがんでもあります。
そのため、発症率の高まる40歳を超えたら、1年に1回は内視鏡検査を受けるようにし、早期発見・早期治療につなげていきましょう。

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