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便秘と漢方薬

漢方が安全とはかぎらない

漢方薬は自然由来の生薬を主成分としているため、「安心できる、安全だ」というイメージがありますが、必ずしもそうとは限りません。生薬の中にも刺激の強いものもあり、医師の指導の元で使用しないと漢方薬なしでは排便が出来ないことになる場合もあります。

また、高刺激のアントラキノン系下剤も大黄やセンナ、アロエなど漢方薬と同じく生薬が原料であり、自然成分に由来しいます。つまり、下剤においては、自然成分だから「安心・安全」とは限らないいのです。漢方薬も下剤も、自身の症状に合わせた適切な使い分けが何より大切といえます。

便秘に効果がある漢方薬

便秘治療で用いられる漢方薬は主に2種類あります。

一つは、「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」といい、含水微粉けい酸アルミニウムを原料とした天然の鉱物である「滑石」や、「黄ごん」というコガネバタの根、カンゾウの根である「甘草」など18種類の生薬から構成されてる漢方薬です。 黄ごんや山梔子などは、消化管を活発化させる成分が含まているため、下剤としての効果は高い部類に含まれます。
なお、腸に強い刺激を与える「大黄」の含有量は比較的少なめです。

もう一つが「麻子仁丸(ましにんがん)」です。
主成分はクワ科アサの果実である「麻子仁」です。麻子仁はオリーブオイルなどに含まる、オレイン酸が豊富に含まれており、小腸のはたらきを促進し、排便を促してくれます。つまり、麻子仁丸は小腸刺激性下剤と同じ作用をもっているといえます。
なお、麻子仁丸には、腸に強い刺激を与える大黄が比較的多く含まれています。

漢方も医師の指示の元で使用する

防風通聖散や麻子仁丸はアントラキノン系下剤と近い効果を得られ、体への負担も少ない薬です。
そのため、下剤依存症の方がアントラキノン系下剤を止める際に、代価として使用されることが多いのですが、これも長期使用には向いていません。それは、主成分に含まれる大黄が、腸に異変を起こす大腸メラノーシスを生じさせる危険があるためです。

自然由来の漢方といえど、その用法、用量を守らなければ便秘を悪化させる原因になりますので、自分判断での使用や、長期に渡る服用・乱用などには注意が必要です。

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