乳酸菌

腸内細菌について

胃から腸につながる消化管には500種類以上の細菌がいますが、そのほとんどは大腸に潜んでいます。この腸内細菌は消化しきれなかった食物を栄養にし増殖してきます。
消化しきれない食物はこの腸内細菌によって分解・発酵させられ、便やガスに変えられます。

また、細菌は便を作るだけでなく、腸内で死滅することで便の内容物と混合します。驚くことに、便の30%は腸内細菌とその死骸だといわれています。腸内細菌がいなければ、老廃物や有害物質の排泄もおこなわれないということです。

善玉菌と悪玉菌

腸内細菌は性質上2つの種類に分類されます。腸にとって有用なはたらきをする「善玉菌」と、有害なはたらきをする「悪玉菌」です。健康な人のであれば、この2つの細菌の割合は、悪玉菌20%に対し善玉菌80%で分布していますが、善玉菌と悪玉菌は常に勢力抗争を繰り返しています。

その抗争のカギを握るのが普段の食事です。動物性たんぱく質や、脂肪を多く摂ると悪玉菌が優位になり増殖していきます。悪玉菌の増殖は便やガスのにおいを強くしますので、いつもより臭いがきつい場合は食生活を変えるシグナルともいえます。

腸内環境を健全に保つには、食物繊維や乳酸菌など善玉菌の栄養素となる食品を積極的に摂取し善玉菌を増やすしていくことが重要になります。

腸内環境を支える乳酸菌

乳酸菌は発酵食品に多く含まれ、「動物性乳酸菌」「植物性乳酸菌」に分類されます。
代表的なものとしては「動物性乳酸菌」ではチーズやヨーグルト。「植物性乳酸菌」では漬物、味噌などがあげられます。どちらも腸にとっては有用なのですが、動物性乳酸菌は胃酸や胆汁酸によって死滅する可能性が高いため、生きたまま腸に届くことが難しい細菌です。
しかし、死滅しても善玉菌の餌となり、菌の増殖を促進する効果を持っています。

善玉菌を増やし腸内環境を整えることは、便秘解消のみに留まらず、大腸がんなどの予防にもつながりますので、普段から発酵食品を食事に取り入れるようにしましょう。

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