宿便とは?

宿便は存在しない

「宿便」は、長期間排出されず腸内に渋滞した便のことをさします。胃や腸の機能低下が原因で起こり、便秘に悩む多くの人は腸内にたまった宿便を出したいと訴えます。しかし、医学の世界では宿便と便秘は同じ意味をもった言葉なのです。

これは腸の機能が低下することで、排便してもすっきりせず、不快感が生じるため宿便があると勘違いされるようですが、宿便が腸に張り付いている訳ではありません。通常の便が腸内に残っているだけなのです。

誤った認識が便秘を重症化させる

排便しても便が残っているように感じてしまうのは、生活習慣の乱れやストレスが起因となり、腸のはたらきが鈍ることで起こります。実際には便は少しづつ排出されているのですが、常に便が滞留している感覚があるため、腸壁に宿便が張り付いている誤ったイメージを抱いてしまいます。これが宿便だと思ってしまうしくみです。

早めに専門医にて宿便のしくみの説明を受け、便秘治療を始められればいいのですが、不快感を取り除くために必要のない対処法を模索したり、強い下剤を使用してしまう方もいるのです。

治療の必要はない

腸は蠕動運動のによって常に老廃物を振り落としているので、腸壁に便が張り付くことはありません。そのため、便が残っている不快感を感じても特別な治療を施す必要もありません。

症状の改善には食生活や運動など生活習慣を変えるだけでも十分といえます。それでも不快感が消えないのであれば、刺激の弱い浣腸などで排便を促すことも可能です。早期に不快感を消したいからと刺激の強い下剤を使わないようにしてください。

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